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東洋医学と西洋医学を併行して行い、自律神経失調症などを癒す独自の処方を手掛けているところでして、物理療法としても三十種類以上の電気治療器を備えていましたので、主に私はその治療器についての看護師への指導と患者さんへのカウンセリングを行なっていました。
しかしその仕事もひと段落つき、今度は銀座の補聴器専門店で技術員を募集していることを知り応募したところ、これもまた運良く採用されることになりました。
しかしこれまで補聴器に触れたこともなかったので、いざ実物を見るとあまりの小ささに果たして自分にできるのかどうか不安になりまして、すぐさま採用をお断りする電話を掛けました。
ところが「まずは一カ月勤めてみて下さい」と一言われ補聴器の修理に携わることに。
いざ取り組んでみると面白くて興味が湧くようになり、そのうち接客も担当するようになったわけですが、そこで私の運命を決定づけるような出来事に遭遇しました。
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